〔サッカー〕オランダ

6月10日(金)
僕が所属しているサッカーチームの人たち6人とワールドユース選手権をオランダに見に行って来た。日本対地元オランダ。超AWAY。オレンジ色一色の中「シンジ・オノ」とか声をかけられながらスタジアムに入った。オランダまでどうやって行ったの?と思うかもしれないがここから車で1時間のところで試合があったので仕事を終えてから充分に見に行けた。しかも前の試合のオーストラリア対ベナンのチケット代も含まれて10ユーロ!安っ!
スタジアムの中でもオレンジ一色でこれでももし日本がボロ勝ちするようなことがあったらちょっと帰り道が怖いかもと思いながらもオランダも優勝候補らしいのでそんなこともないかなぁと思っていた。
試合が始まり前半早々オランダの7番が日本の8番を簡単に抜いていく。フォローに行った選手もことごとくかわしたり、体で打ち勝ったりで4人も抜かれ真ん中にパス。薄くなった日本ディフェンスを2人でかわしゴール!あっさりと先制!後でその7番(クインシー)を調べたらアーセナル所属で最近トップチームにもデビューしたらしい期待の選手でオランダフル代表にも選ばれたような選手らしい。アーセナル所属だけにアンリ2世と呼ばれているらしい。
日本の8番も(中村北斗)1対1には強いという評判が書いていたのでクインシーがかなりすごいのだと思った。ほんまに独特のフェイントであっさりと抜くので中村北斗がかわいそうに思えてきて1回でよいから止めてほしいという思いで一杯になった。しかし最後まで1回も1対1で止めることなく終わってしまった。次の試合は気持ちを切り替えてプレーしてほしいと思った。
結局2点目も同じようにクインシーが3,4人かわしセンタリングを入れ、ディフェンスをズタズタにし2点目!何点入れられるかひやひやしたがなんとか中村も1対1に持ち込まれるまえに体を寄せたりして抜かれなようにし前半を終わって0−2。
前半終了前にカレンロバートを投入していた日本は後半少しずつリズムを取り戻し、(オランダも疲れてきているように見えた)平山もキープできるようになってきた。しかし平山は前半からヘディングに競り負けることはほとんどなかったように思う。体格的にはオランダもでかい選手もいたが競り負けることはほとんどなかった。後半はキープもできるようにパスを散らすこともできるようになりチャンスが増えてきた。
グランパスでレギュラーを取っているボランチの本田に替えてジェフでレギュラーをとりつつある水野が後半途中から入った。本田も悪くないように思ったけど水野からのFKに平山が頭であわせて1−2。ここから怒涛の攻撃が始まった。ヴェルディ-の森本を投入してからがまたすごかった。森本のシュートが相手GKにはじかれたりカレンがうまくトラップしてGKと1対1になったまでは良かったがシュートをふかしてしまいゴールにならなかったりほんまに終盤楽しめるゲームだった。超AWAYということを忘れオランダ一色の中で応援していた日本人6人は「うわー!」「おしーい!」とただただ興奮していた。その度に周りからは少し失笑気味に見られていたのは言うまでもないが。結局そのまま1−2で負けたのだが帰り道のことを考えるとよかったのかもしれない(笑)またどこかのワールドユースの試合をぜひ見に行きたい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/wy/2005/index.html